2009年9月23日水曜日

犯人に告ぐ






豊川悦司 主演の刑事ものです。



6年前の誘拐事件。犯人を捕まえられなかったばかりか、誘拐された少年が殺されてしまう。
その責任をとって足柄へ左遷されていた巻島(トヨエツ)が、県警本部長に呼び戻される。
現在、世間を震撼させている連続少年殺人事件。その犯人BADMANの捜査本部を任せるというのだ。
対メディア戦略のために利用するためだが、それを使い、巻島は犯人に語りかける。
「これはお前のための番組だ。主役が部隊に上がらなくてどうする?」



結構、面白かったです。
少年らの殺人事件なので、もちろん死体役の男の子たちがいるのですが…。
いや…あれはこたえますね。
まったく凄惨な殺し方なんてしておりませんで、時代劇の死体のようにきれいな(?)感じなのですが、やはり子供の「死体」というのは、見ていてあまり気持ちの良いものではありません…。


個人的には、トヨエツは6年前の髪型の方がよかった。

元警視総監の息子、植草(小澤征悦)がどうからむかが面白そうだったが…。

……
一言でいうと「キモイ!」
それをうまく演じてらっしゃるなーと少し感動を覚えました。
しかし、関わりたくない人種です。



なんか、まだ含みのありそうな、続きそうな終わり方でした。
いや、続編とかではないです。それは全くない終わり方です。
なんか、余韻を残したというか、そのあとに展開されるであろうことを予測させる含みがあったり。

最後は、犯罪を許さない、という監督の思いが表れているのかなーと思いました。

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