2009年9月27日日曜日

伯爵カイン 文庫版 2巻

「赤い羊の刻印」をメインに、読み切りが三本入っています。

「赤い羊の刻印」
 カインの婚約者、エメラインが登場します。
 勝気なお嬢様というキャラも、まあ好きですが、なによりヴィジュアルが大好きです。笑
 黒髪長髪ステキです♡

 これはカインシリーズで二つ目の連載物になるのですが…

 読みきりの時はいいキレが、連載だとちょっと揺らぐんですよねえ…。
 なにがて…カインのキャラ設定が…苦笑


 ツンデレ男だということはわかっているのですが…

 読み切りだと、強がってるカインのまま、切なくやってくれるんですけど、連載だと、妙に幼くなるんですよね…あと急に感情が駄々漏れたり。
 これ、本当にカイン? みたいな。

 トラウマだとか、恋だとか、背負うものの多い青年ですから…揺れ動く青年の心を描きたいんでしょうけど…うーーーーーーん。って感じ。


 カイン以外の登場人物たちは、結構きちんとしてて好きなんですけどねーー。
 ギルフォードの性格の悪さとか。


収録されている読み切りは
 「鏡の中のエリザベス」
   ・・・これで「エリザベス」の略称がいっぱいあることを知りました。
      というか、あだ名は名前でパターンがあるんですね。
      けっこう好きな話です。^^
 「クレオ・ドレイファスの死」
   ・・・おまけみたいなので入っていた短編です。
      カインに友達なんていたのか?! というつっこみが入った作品だそうです。笑
 「捩れた童話」
   ・・・カインの子供時代の話。
      カインの後見人を誰がするかって話をしているときですね。

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