2009年9月30日水曜日

やっぱり

病院に行ってきたうちの上司

胃炎らしいです


思わず笑ってしまったわたしは悪魔です。

だけど…そのポジションのひと、たいてい胃炎になるから・・・やっぱりなるんだーと思いました。



「あくまでも 言えん」

くっだらないこと考えて、また笑ってました。

はい、わたしがアクマです。

2009年9月28日月曜日

今日やってる十津川シリーズ

いま、まさにやってる十津川シリーズ 九州ひなの国殺人ルート

舞台は大分県の日田。

大分県でしょ?

むろん、日田は熊本に近いところだから、いろいろあるのかもしれんけど。

日田署の的場浩二がやってる刑事は…どこの出身設定??



途中から見たのでよくわからないんだけど、少なくともあれは大分弁ではない。
違和感があるとかそういうのじゃなく、完全に全く違う。
どこかよその方言として聞いたことがある。気がする。

どこだ?
茨木か??


でも、よその地域からきた刑事、なんてありか?

的場がうまーーーくしゃべってるので、わたしが大分県出身でなければ、まったく違和感なくみれたに違いない。


大分弁。
言い方きついけど。
でも、あえてするならちゃんとしてほしいなあ。

2009年9月27日日曜日

鋼の錬金術師FA アニメ 第25話「闇の扉」

前回と打って変わって…軍部少なっ!

まあ、腹の中のエドたちをなんとかしなくてはならないでしょうから、仕方がないのかな…。

もしかしたら削るかな…と思っていた「靴は食える」 ありましたね^^
でも「シンの皇子に靴をくわせた」はなかったですね。
そしてリンはちょっと落ち込み気味でしたね。


でで、なんとかでてきた軍部ですが…。


きました。
人事局。


その直前の、大総統と大佐の会話
「あれ(セリム)はわたしにとっての弱点にはなりえんよ」

「それよりも自身の心配をしたまえ、ロイ・マスタング大佐」←原作
「だが、君にとってのあの女は違う」←アニメ


おお!どういうことだ!?
これまで、大佐から中尉への想い的な部分はさっくり無視して進めていたくせに、ここでいきなり個人攻撃か?!これまでのふりで、どうしてそんなことがわかったんだ、大総統。
その左目には人への想いまで見えてしまうのか?
アニメスタッフは、あまりの大佐→中尉の部分を省略したことに対しての「ご意見」が多い(と思っている)ために、とうとうそれを認めたのか?!
だけど、さすがにいまさらだから、大総統の協力を得て
「これまで狙われたら困るから、特別扱いは完全に封印して進めてきたけど、いやん、大総統にはお・み・と・お・し!」的な感じで進めるのか?


まあ、それはそれでよし!(大佐♡中尉ならそれでいい 笑)


でも、原作見てない人は、ここで「人柱にするために、中尉が殺される!?」と思うんでしょうね…。
そのための振りか?
これまでのアニメマスタングなら、ハボックに対してのようにヒューズに対してのように、慟哭するだろうけど「仲間・同志」という立場なんで、人体錬成しないだろうしね。
ここで「恋愛」要素を多分に盛り込み、不安をあおるのだ!



ぜー

ぜー…


すっきりしたわ♡

伯爵カイン 文庫版 2巻

「赤い羊の刻印」をメインに、読み切りが三本入っています。

「赤い羊の刻印」
 カインの婚約者、エメラインが登場します。
 勝気なお嬢様というキャラも、まあ好きですが、なによりヴィジュアルが大好きです。笑
 黒髪長髪ステキです♡

 これはカインシリーズで二つ目の連載物になるのですが…

 読みきりの時はいいキレが、連載だとちょっと揺らぐんですよねえ…。
 なにがて…カインのキャラ設定が…苦笑


 ツンデレ男だということはわかっているのですが…

 読み切りだと、強がってるカインのまま、切なくやってくれるんですけど、連載だと、妙に幼くなるんですよね…あと急に感情が駄々漏れたり。
 これ、本当にカイン? みたいな。

 トラウマだとか、恋だとか、背負うものの多い青年ですから…揺れ動く青年の心を描きたいんでしょうけど…うーーーーーーん。って感じ。


 カイン以外の登場人物たちは、結構きちんとしてて好きなんですけどねーー。
 ギルフォードの性格の悪さとか。


収録されている読み切りは
 「鏡の中のエリザベス」
   ・・・これで「エリザベス」の略称がいっぱいあることを知りました。
      というか、あだ名は名前でパターンがあるんですね。
      けっこう好きな話です。^^
 「クレオ・ドレイファスの死」
   ・・・おまけみたいなので入っていた短編です。
      カインに友達なんていたのか?! というつっこみが入った作品だそうです。笑
 「捩れた童話」
   ・・・カインの子供時代の話。
      カインの後見人を誰がするかって話をしているときですね。

ブラッディ・クロス 第一巻

「鋼の錬金術師」ねらいでガンガンを購入したところ、これが連載されてました。
前に買ってた時はなかったなあ、とふんふん読んでいたら…

お、けっこうこのキャラ好きかも。


女の子の名前は「月宮」さん。
天使と吸血鬼のハーフ。

この子がまた「冷静沈着」なお嬢さんで…^^
かわいい顔して、目的のためなら手段を選ばない感じが好きです。笑
まあ、だけど比較的純粋そうなんですけどね。
命かかってますもんね。


男の子の名前は「日向」
彼も天使とのハーフらしい。

で、彼が月宮お嬢とは比べ物にならないくらい「手段を選ばない」男で…。
体裁としては「超・軟派男」
月宮ちゃんとちゅーしうようとしてます。
もしかしたら「蝙蝠」? そんなこと「それがなにか?」でふつうにやっちゃいそうな男。
で、けっこう強い。

軟派で強い。
しかも「目的のためには手段を選ばない」


ええ、わたしの萌えどころ、押さえられました。笑



一巻はその二人の出会いとか、
ハーフとして「生きるために戦う」という運命だとか、
そして「超・俺様 天使さま」との出会いとか(笑)、そんなところまでありました。



感想としては・・・

「なるほど!」


だって、どういう知り合いだったのか知りたかったんだもの…。

面白くなるかどうかはこの先に期待って感じでしょうか。
ただ、ガンガンで垣間見た感じでは、この先の「日向」の動向はかなり気になる感じです。


まだ、何かかを訴えかけるという域までは達していない感じではありますが、キャラがしっかり立ってくれば、作者さんもなにか訴えてきますもんね。
そのとき、どうなるかっていうのか楽しみです。




2009年9月25日金曜日

おそろしい

昨日、文句を垂れ流したうちの上司

今日、病院に行くため遅刻。


おそろしい。
呪った覚えはなくってよ。

おそろしい。


けど、遅刻するあなたのために、事務処理をやっておいたのに、一言もないってのはどういうこと?


まあ、お礼言われるのもうざいけど





いかんいかん。

おそろしい。

おそろしいわ。
私のせいでは決してないわ。

だけど、
謙虚にいくわ。

羊でおやすみシリーズ Vol.22「田吾作でもねむりんしゃい」

文字通り。
声優さんが、羊を300匹まで数えてくれるCDです。笑


そして、この「田吾作」は森川智之さんです!!

どうやらこの田吾作さんとは、羊くんたちのオーナーさんらしいです。
田舎のおっちゃんって感じの声でしてらして、「まあ、そうだろうなあ」て感じでした。



でも、100匹をすぎたとき


君はどうしても、以前の僕の姿が見たいというんだね?」(うろ覚え)



はっ! 森川さま降臨!!(笑)

クールな美形なお声!
まるでミラージュの直江のような…っ!



どうやら、この「田吾作」、以前はスーツとメガネの似合うトップ営業マンだったそうです。企業戦士ってやつですか!?
あるひ突然思い立ち、「田舎で羊たちと暮らしたい」ということで、田吾作へ転職。


へええええ。いろいろ設定あるんですね。


ひっくーーーーーい、セクシーな声で
「羊が135匹…羊が136匹…」
眠れません。笑
安らぐっていうより「どこまで続くんだろう…最後までこのまま数えるのか!?」という興味が先にたちます。


月刊男前図鑑 先生編  白盤/黒盤

「月刊男前図鑑」
さまざまな萌え属性の男性があなたに迫る♡
乙女向け、アンソロジー風ドラマCD

 だそうです。これはその第5弾。「先生編」


白盤・・・考古学者(関俊彦)
     日舞の家元(置鮎龍太郎)

黒盤・・・保健医(井上和彦)
     スキーのインストラクター(森川智之)

「誰でも安心して聞ける白盤と、ちょっぴり怪しい♡雰囲気の黒盤」といううたい文句。

そっかー。純愛ちっくなのが白で、エロいのが黒なんだ。
そう理解した私。
ここから下はネタばれです。









てか、白盤の男はずっるいっ!!!

考古学者の関さん! 同じ学者仲間の女性にプロポーズするシチュエーションなんですが、日本の大学での地位を捨てて、自分とアメリカに来てくれってなこと言うんですよ。
でもでも、本当は同じ大学からその女性にもそこそこの役職でオファーがあるわけですよ。
それを関さんはかくしてプロポーズするわけですよ!
で、あかしたあとのセリフが「研究室(?)より自分を選んでほしかった」ですよっ!
なんじゃそりゃ!!
わたしだったら即ブチ切れですね。
 まじめに悩ませておいて、その言い草はなんだーーーーーっ!!



そして「日舞の家元」置鮎さん!
これ、完全に女性が「日蔭者」なんですけど・・・?
女性の設定としては、置鮎さんのお弟子さんみたいなんですけど、家元には、家元にふさわしい相手との見合いがあるそうなんですよ。(おじさんだったかおばさんだったかの紹介で)
「わかってたはずやろ」じゃないわーーーーー!(ちなみに関西弁です)
言い方なよっちいくせに、なんだその言い草はーーーーーーーっ!
本当に好きなのはそのお弟子さんみたいだってのは伝わってきましたが、それでも家元として彼女と結ばれるためになんらかの努力をする気がまったく見られない!
なんじゃそりゃ!!
そしてそのまま終了ですよ!!
かなりもやもやだーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!(怒)
別れてしまえ! そんな男となんかっ!
そして初めて、男は失ったもののでかさを思い知るのだっ!

ぜー・・・ぜー・・・。




そしてエロい黒盤。
はい、エロいと思います。^^
でも、こっちのほうが純愛だな。

保健医の井上さん。キャストクレジットで関さんとも話していましたが、なーんか、男の保健医役はまりですよね。
・・・「ここはグリーンウッド」の蓮川兄…。よく考えたら、話し相手は忍くん…笑。
彼女は学校の生徒。
まあ、あんまりはまりはしませんでしたけど、「遊びなのかなー」と思わせといて、実はかなり本気。
Sか? といいたくなるくらい、クールに接しておきながら、「卒業したら、一緒に暮らそう」はかなりメロメロです。


遊びなのかなーと思わせて…はインストラクター森川さんにもあてはまりです。
雪山でけがをした女性をホテルまで送って、結局「送り狼」です。はい(笑)。
おいおい、と思いつつもとっても優しい声ですからね…でれでれ。
手当はちゃんとするんですが、好意と隙をみせたところで不意打ちのキス。「ココアの味がする」じゃないぞーーーっ。笑
かすれた声で「そんなことどうでもいいよ。あとで話そうよ。―――――――もう俺、こんなだよ」っておいおいおいおいおいおいおいおいっ!照


で、しかもその女性は、森川インストラクターが初めてやったスキー教室の生徒さんだったことが判明。
そのときからの一目ぼれ。
いやあ、純愛ですねえ。







実験

よそでは出てないだろう単語を列記して、検索をかけてみることにしました。

決して暇ではない。
しかし、追及して結論を出さなくてはいられない。



方壺山
員嶢山
狩倉
梵天
フィズ

ちょっと不安

外から検索掛けても、このブログが表示されません…。

いや、もちろん隅から隅までみたわけじゃないけど。

うーん、これって公開されてるんだろうか?

てか、よそからお客さん来てるんだろうか…。

かなり不安。苦笑

2009年9月24日木曜日

もういいんじゃないかな

なんだかやる気がナッシング。
まあ、上司と合わないことはかなりわかっていましたし、
わたしも大人げない態度をとっていたと思いますけど。


だけど、あんたはわたしの上司でしょ、と言いたい。


面倒なのはわかるけど、相互理解を少しはしようと思わないのか?


これまでお世話になった上司が、まあ出来てた人だったんでしょうね。
それはわかっているけど。
わかっているつもりだけど。
だけど、どうなのよ。


うちの係員に、勝手に資料を渡して数字追求させるってことは、完全にわたしのこと無視よね?



もう、上をたてようだとか、期待だとかするのはやめよう。
腹が立つというより、もう「お前はガキか!? いじめっ子か!?」とふかーく溜息つきたくなります。


下を見るのも、もういいや。
たぶん、なんだかんだで私も数字出せてないし。
だから話をするのもいやなんだろうし、情報を流すのも嫌なんだろうし、同じ「課」として成功させようなんて思ってないんだろうさ。

ちっちゃいやつめ!

そう割り切って、なんとか乗り越えようと思います。


パワハラとは思わんけどね。
クラスの気に入らない子を無視するのと同じよ。
ちっちゃいやつめ。
他の人に「無視しよう」などと言わないだけまだましか?
まあ、そこまでお子ちゃまではないんだな。

そして「もう少ししっかりしろよ」と思いながら接してきたので、私にも多分に原因があることもわかっている。
ああ、わかっています。
下からのパワハラに耐えかねているに違いない。


けど、やっぱり相談しても相談し甲斐がなく、時間の無駄のような気がする。
下に勝手に指示しているのも、これまでどれだけ「困る」と言った?
その上の上司からも、再三言われているだろう?
そんななあなあで運営してきたから、この支社は低迷しているんだろう?
他の支社から来た人間の「普通」も少しは受け入れろよ。
本当に、ちっちゃい奴め。

SWも終わり

どうでもいいけど、SWって…あまりなじまないなあ。笑
なんか、違う言葉の略称にみえるのはわたしだけ?
明日から、てか今日から仕事です。
とくにやることないのに、どう動かしたいのかが明確ではない上司なんで、たぶん、やりたいことはあるのに無駄に時間を消費しながらバタバタやれずに終わるのでしょう。
てか、たぶん明日はビラ配りだったな。
教育業界なんですが、生き残りをかけて新規事業立ち上げたんで、その宣伝にまわらねばならん。
ふつうの塾とかはやってるんだろうし、これまであまったれてただけだから、せんといかんのはわかってる。わかってるけど、きらいやっちゅーねん!
外回りとか、向いてないのさ。いや、気を遣うからいやなだけだけど。
立場上、すすんで仕事はしてこようと思う次第です。
はあぁ。

2009年9月23日水曜日

「赤い指」 東野圭吾

東野圭吾作品です。

帯の言葉は
「どの家でも起こりうること。
だけどそれは我が家じゃないと思っていた」



本当にその通りだと思いました。


扱われているのは、ひきこもりだとか、幼女へのいたずらとか、嫁姑戦争だとか、認知症とか、よくニュースで聞く「事件」

身近だけど、どこか遠くに感じていた事件。
(…まあ、うちは嫁姑激しかったんで、そこだけは、どこか身近に読んでしまいましたが…)




完全にやられました。
犯人は最初からわかっていて、それをいかにして加賀恭一郎氏が紐解いていくのか、というストーリー。


犯人が追いつめられ、恐れいていた選択をしてしまう歪みは予想されるものでありましたが、あくまでも「この家族の中で解決しなくてはならない」というスタンスにこだわる恭一郎氏が、いかに追い込んでいくのかは見応えがありました。


大事にしているもの…
アルバムが出てきたときは、わたしもキーパーソンもこらえました。

けど、あの杖が出てきたとき…もう号泣です。

子供は、どれだけの愛情を親から注がれてきたのだろう。
こちらはそれほど感じていないプレゼントを、どれだけ大切に思ってくれているのだろう。



自分自身を思い、やはり涙がとまらなくなりました。


老女の秘密がわかったときは、正直すこし冷めましたが…。
それは、彼女としての苦悩があまり発信されていなかったからかもしれません。
(まだ一回読んだだけですし)
そのままの方が情感はあったかも、と思いました。私は、ですけど。

ただ、何も言わず、肩を震わせている背中は、世界観を壊さずよかったです。



何も解決していませんが、
なにより「真犯人」がちゃんと更生できるのか、
なにもかもこれからですけど、

よかったね、とはとても言えない状態ですが、


だけど、恭一郎さんのお父さんとの関係は、とてもしみじみときました。

いつか自分たちも老い、それ以上に親は老いていきます。
それとどう向かい合い、なにをしてあげられるのか。
何をしてほしいのか。
しっかりと考えていかないといけないな、と思いました。



すごく心にくる、つらいくらいの作品でした。



容疑者Xの献身

ようやく見ることができました!
堤真一にはまっているわたしとしては、ずっと見たいと思っていた映画です。
それでもどうしようかとずっと考えていて、色んなサイトや感想を見まくってから借りました。笑

この下はネタバレになっているかと・・・。

くれぐれもご注意。







どこの感想にもたいていあるんですが…

堤真一&松雪泰子、すごい!!!!

主役の二人を、たしかに食ってます。

個人的には、ガリレオの同級生と言うなら、もう少しカッコイイ堤真一であってほしかった・・・。

だって・・・オッサンすぎ・・・。

多分、アラフォーの設定なんだと思いますが・・・ちょっと切ない。



堤真一のアリバイ工作はすごかった。
そんなに珍しい切り口でもなかったのに、その「完全なアリバイ」に対してでさえ指示が細かくて、疑いもしませんでした。


また、松雪さん同様、本当にストーカーっぽくなってしまったのかと思って「あーあ」と思いました。
「まあ、そこまで思い通りになると、人間、そうなっちゃうわよねーー」

いやいや。
まさに「献身」でした。


完全な計算。
完全な犯罪。


全てわかっているのに、ガリレオ先生は勝つことができない。
覆すことはできない。


完全じゃなかったのは「人の情」



松雪泰子の号泣と、
堤真一の絶叫には、
切なくて切なくて涙がでました。


「どうして」とあなたは言うけど、
その優しさに、
弱さに、
そして強さに、
焦がれたのはあなたでしょう、と言いたい。



それぞれが対極にいるのに。
人間らしい二人だったと思います。

だから、とても切ない。


それでもなお、自分が殺したと主張し続けているというナレーションは、なんだか現実的でいいと思いました。
ふつうの2時間ドラマなら、こんなことにはならないですよね。
だけど、彼なら意固地に主張し続ける、とわたしも思います。
だって、彼はそうすると決めたんですものね。


よかったです。

テレビシリーズのキャストを出す必要があったからか、渡辺いっけいとか、品川とか、真矢さんとか、ちょいちょいしか出てないのが勿体無いなあ、と思いました。
・・・でてないと寂しいかもしれませんが、だったらもうちょっと大事に使ってくれたらいいのに。苦笑

残念だったのはそれくらいですかね。
また少し経ったら見たいです。^^



クライマーズ・ハイ





堤真一主演の、日航機墜落事故を報道する架空の新聞社の話です。


やはり役者がしっかりしているからか、すごく引き込まれました。
主人公の子供が事故に巻き込まれるのかと思ったけど、違いました。

なんだろう、泣かせようと言う要素は全くない。
本当に、ドキュメントを見ているような感覚です。

そして同時に、会社という組織に生きるという息苦しさっていうか、もどかしさ?
そういうのもあったり。
すごくリアルだなって思いました。


気持ちが盛り上がったのは、スクープを抜こうと画策する場面ですね。
チームワークが気持ちいい。

だけど、現実はそううまくいくわけじゃないし。



見終わったあとも、ドキュメントを見ていた感じ。
そのあと、主人公はどうしたんだろう?
戻ったのか、それともそのまま去ったのか。

気になります。
だけど、見ていたのは「ドキュメント」なので、それがわからないもどかしさはあっても、作品に対して不満とかはない。


感動させようとか、泣かせようとか、見ているわたしたちを巻き込んでの感情戦争は全くなく、第三者である「報道」をしようとしている人たちを、本当に観客として眺めていた感じ。

だけどその姿勢が真摯だから、いろいろと伝わってくるものがある。



仕事とは?
会社とは?
上司とは?
部下とは?
理想とは?
現実とは?



今の気持ちを一言でいうなら「悔しい」

思い通りにはならない。
現実は、絶対に「ハッピーエンド」になるわけじゃない。その続きかいつでもあるのだから。


本当に、悔しい。
なんだか悔しい。

だけど、それが現実。

だけど、その中に喜びや、高揚や、幸せもあって。

悔しいけど、悔しいだけじゃない。

それが人生だなって、しみじみ思っています。

252生存者あり






会社の先輩にタダ券をもらって行って来ました。


私の評価は…☆三つ半



ここから下は若干ネタバレです。
くれぐれもご注意を!!













史上最大の台風が、東京を直撃します。
その前段階は、数日前の大地震。その影響で東京近海の海底温度が急上昇し、巨大台風が発生しました。

異変の始まりは、巨大な雹。
東京に降り注ぐ雹が人々を襲い、地下に逃げ込みます。

次に襲い掛かるのは大津波。
地下にいた人々は逃げ場を失い、強大な流水に飲み込まれていきます。


生き残ったのは、元ハイパーレスキューのゆうじ(伊藤英明)その娘のしおり、研修医(山田孝夫)、大家族の中小企業の社長(木村祐一)韓国から出稼ぎ中のホステス(MINJI)(韓国の女優さん)。

元レスキューの知恵と行動を出し切って、次々に崩落する地下を逃げ切る五人。

一方、地上ではゆうじの兄が、ハイパーレスキューの隊長として救助にあたっていました。

そのとき、突如だされた撤退命令。
超巨大台風が東京を直撃するため、地震と津波とで緩んだ地盤が耐えられないと判断したためです。
娘を助けて、と義兄に泣き叫びつくゆうじの妻。
苦しみながらも、仲間を危険に晒すことはできない兄。

そんなレスキュー隊にもたらされた一つの報。

------------2・5・2 の反応があります。生存者あり!

しかし、レスキュー隊に許される時間は、台風の目にはいった18分だけ。





戦う男の姿がかっこよかったです!!

過去をそれぞれ引きずっている兄弟が、それぞれの場所で頑張っている姿はとてもよかったです。

なにより、弟・ゆうすけの娘のしおりちゃんが、それはもう愛らしくて、何度も涙を誘いました。


よかった。

けっこう感動した。

それは間違いない!


でも・・・


「相棒」の時も感じたのですが、なんだろう、映画の利点というか長さをうまく使えていないような気がします。

感動させたい部分に余計な時間を使いすぎ。(ゆうじの嫁が喚いているところとか…喚くならもっと激しく狂乱すべきじゃないか? あと、娘と母の再会とか、ゆうじが最後に歩いてくるところとか)

その反面、描きたいことが多すぎて描ききれていないと思います。

ゆうじも兄も、仲間を見殺しにした過去を乗り越えられていないと思うし(最後のあのシーンだけで乗り越えられたとは思えない)。

山田孝夫も、医者にはなるんだろうけど、希望を持たせるような映像はなかったと思う。

キム兄は、多分あのお陰で大ヒット商品になるんだろうけど、よくわからん。

MINJIは、感染症は大丈夫だったんだろうか。


そもそも、描きたいのはなんだったんだろう。

親子愛?

兄弟?

命の尊さ?

人間?

うーん。どれも中途半端だったような気がします。

どれも題材としてはとてもよかったと思います。なんだけど、書ききれていないと思う。

人生の一部を切り取っただけ、と考えたら、勿論そういうものなんだと思うけど、もう少しこの先に希望を持たせられるようなものを見せてもよかったと思う。

もしかしたら、最後の映像はゆうじがレスキューに戻ったってことなのかもしれないけど、それも乗り越えた証拠にはならないような・・・。


これもテレビ局の作成のようなので、2時間枠で考えて作ったほうが、書きたいけど時間がないところをきり捨てられるから、すごく締まったものになったのではないかなあっともったいなく思ってしまいました。はい。



でも。

自分の役割を一心に果たす姿は、とても気持ちがよく、感動しました。

カッコよかったです!!

相棒 劇場版





相棒シリーズ。これはレンタルで見ました。
映画を見に行こうかと思ったくらい、けっこう好きなんです。
で、張り切って、珍しく新作なのに借りてきました。




で、感想なんですが。



正直な話をすると、


「うーん」
「テレビの方が面白いかな?」



でした。
なんだろう、映画でするほどもないっていうか。
年末とかの特別番組で、二時間ほどでやっていただければ十分かと。


環さんも美和子ちゃんも、存在が生きてない。
いなくても良かった気がする。
ドラマであれば、一気に真犯人追求に向かう付箋も、そこから追求に行くまでに一盛り上がりをいれるがために、なんだかすごく間延びしていた気がする。

ゲストは豪華。
友情出演、いい感じっす!



扱っている題材は重いもので。
多分、実際に起こった時期に自分が考えていたことなどと照らし合わせると、なんだか身につまされるものがあります。

が。
映画というエンターテイメントである以上、そこに感動があるべきなのではあるまいか。
と、思ってしまいます。



息子が、ボランティアで行った危険地帯で過激派に誘拐され、殺された父親と、
友を死に追いやったと罪悪感を抱えている青年と、

どちらを話の主軸にするのか。
どちらに観客の心をシンクロもしくは反発させようとするのか。
それがハッキリしていない。
事実に対してはともかく、その人物に対して同情も同調もできなければ、反発もできなかったです。


それに、なんかテンポ悪かった気がするんですよね。
水谷豊さんが、とても大人しい感じ。
前にスペシャルで内藤剛志が、余命短い警察官僚で出ていたとき、
「生きていなさい! 生きれる限りは生きていなさい!」といった言葉は、本当に心に残っています。
その前までの内容なんて、実は見ていなかったのですが(だから内藤剛志がなにをしたのかもそのときは知らなかったのです)、その言葉だけはまっすぐに届いてきました。

他にも、右京さんの言葉は、普段が無感動な感じであるだけに、とても鋭利な刃として切りつけられることが多かったのです。


だからこそ、今回の映画は「うーん」でした。
予告とかで、期待が高まっていただけに・・・という感じでしょうか。
人間もこれまで出た人を全員だしましたって感じで、そこに問題があったのかもしれませんけど…。
人だけ多くて、完全にテンポが狂っていたように思います。

地下鉄に乗って





なかなかよかったです。
浮気モノはいただけないけれど、まあ、全体的には。


お父さんの過去にどんどん遡っていくのが切なかったです。
戦後のお父さんと、出征していくお父さん。
そして、戦場のおとうさん。

本当は、すごく優しいお父さん。
多分、優しすぎたんだろうなって思います。
子供の幸せのために、ずっと言い続けた口癖が切なかったです。
届かない愛情を、こらえきれなかっただけなのでしょうが。

長男に対しての愛情を、すごく感じました。
お父さんは、本当に公平な人なんだなって思いました。


そしてミツコさん。
切ないですね。
いつから気付いたんだろう、という思いと、あんな結末を選んだことへのもどかしさ。
どうしてあんな結末しか選べなかったんだろう、と思います。

結局は、何も変わらなかったのに。


消えてしまった存在。
それだけのことになってしまったのがとても切ない。
救われたのは、ある意味ミツコさんだけなのではなかったか、と思ってしまいます。
(だって、きっと堤真一は浮気をしたと思うのよ)

「わたしがいなければ」
でも結局、世界には別の「わたし」が現れるだけだと思う。


もどかしい。
でも、よかったと思います。



しかし、堤真一のベッドシーンはいただけない。
違和感があるだけかと思っていましたが、今日、真田広之がカッコイイ、という意見の一致を得た上司に堤真一を提案したあとの一言で「ああ」と思いました。

「堤真一は色気がない」

確かにそうかも。笑
好きですけどね。

犯人に告ぐ






豊川悦司 主演の刑事ものです。



6年前の誘拐事件。犯人を捕まえられなかったばかりか、誘拐された少年が殺されてしまう。
その責任をとって足柄へ左遷されていた巻島(トヨエツ)が、県警本部長に呼び戻される。
現在、世間を震撼させている連続少年殺人事件。その犯人BADMANの捜査本部を任せるというのだ。
対メディア戦略のために利用するためだが、それを使い、巻島は犯人に語りかける。
「これはお前のための番組だ。主役が部隊に上がらなくてどうする?」



結構、面白かったです。
少年らの殺人事件なので、もちろん死体役の男の子たちがいるのですが…。
いや…あれはこたえますね。
まったく凄惨な殺し方なんてしておりませんで、時代劇の死体のようにきれいな(?)感じなのですが、やはり子供の「死体」というのは、見ていてあまり気持ちの良いものではありません…。


個人的には、トヨエツは6年前の髪型の方がよかった。

元警視総監の息子、植草(小澤征悦)がどうからむかが面白そうだったが…。

……
一言でいうと「キモイ!」
それをうまく演じてらっしゃるなーと少し感動を覚えました。
しかし、関わりたくない人種です。



なんか、まだ含みのありそうな、続きそうな終わり方でした。
いや、続編とかではないです。それは全くない終わり方です。
なんか、余韻を残したというか、そのあとに展開されるであろうことを予測させる含みがあったり。

最後は、犯罪を許さない、という監督の思いが表れているのかなーと思いました。

バベル






並行して起こっているいくつかの話を、時間軸をずらして進行させて行っています。

一つは、羊を護るためにライフルを手に入れた、モロッコ(多分)の家族の話。
一つは、旅行先のモロッコで、そのライフルで腕を打たれた奥さんとダンナ(これがブラピ)の話。
一つは、そのダンナと奥さんの子供たちのナニーで、息子の結婚式に行くために(奥さんが撃たれて帰国できないので)メキシコまで子供たちを連れて行ったメキシコ人の不法就労者の話。
そして最後が、そのライフルの元持ち主の役所さんや、娘の菊池凛子さんがでてくる日本の聾唖女子高校生の話。

なんでしょう。
悪くはない。
だけど、良くも悪くも「生々しい」というのが素直な感想です。

日本のケースは…なんというか、あれが世界に発信されているかと思うと…ほかのケースが、深刻な社会的問題を孕んでいるだけに…いや、日本の場合も、問題はアリアリなんですが、…何より自分が日本人だからなのか、恥ずかしいな…と思いました。

あれを、ただの「欲求不満」で済ますことはできないでしょうが、本当に「問題」を切り取っただけで、曖昧なまま「終了」してしまった気がします。どれだけ空虚な心を抱いていても、彼女には父親がいて、金銭的な苦労は全くしていない。聾唖としての差別的視線を感じて、それに対する「反抗」や「同じだろ?!」という主張なのかもしれませんが、それが最終的に癒されたのかどうかもわかりません。
最後の手紙の内容がわかれば、もう少し違う感想を持ったのかもしれませんけど。


モロッコのケースは悲劇的だと思いました。泣きました。最後に男を見せた弟ですが、彼が今後どうなるのかと思うと、暗い想像しかできません。
メキシコのケースも、確かに自業自得的なものもありますが、経済格差やメキシコ人に対する差別もその根底にはあるのではないでしょうか。とてもいい感じの家族だっただけに、しつこいアメリカ警察に反感を持ってしまいます。なんというか、「ちょっとくらいいいだろう」と思う人間の弱さも根底にあるのでしょう。
ブラピのケースは、人間のエゴイズムの部分が表現されていたのだと思います。あと経済発展途上国に対する差別的思い込みも出てましたね。こちらの「生々しさ」は夫婦ということもあって、わたしは好感を持ちました。ただ、もう少しやり込んでもいいのかと思います。サムくんの事に関しての夫婦の心の機微が、あまりよくわかりませんでした。結論だけ。それが狙いなのかしら?


堅い話はやめて、やわらかーい感想を書きますと…。

菊池凛子さん…やはり女子高生は無理があったのでは!?
表情が…くらいっていうか年を感じます…。まあ、それは精神的に少し病んでる感じってことで別にいいんだけど、身体が…! 女子高生のぴちぴち感がないッス。

年といえば、ブラピがオッサンです。もうすこしカッコよくあって欲しかった…! まあ、演技派といってしまえばそれでいいのかもしれませんが、どうしても目のしたのくまがオッサンだった…。

オッサンといえば、菊池凛子(すみません、役名を全く覚えてないので)のからむ刑事…もっと若くてかっこいいのもいたんじゃないの? 少し残念。だって、女子高生がいいなーって思うのよ・・・?


あ、そうそう。
凛子ちゃんがクラブに行くシーンで、気分が悪くなる人が多いので注意ってことですが…。
確かにあれも激しい。強烈で眩しくてイライラします。
ただ、その前からずっと「イッちゃってる」感じの映像が続いているんです。
それも原因じゃないかと。わたしはそこで既にやられました。
「パールハーバー」を最前列で見てて、飛行機の映像に酔った以上に気分が悪かったです。
お気をつけて。


結論は…。
まあ、人それぞれだと思いますし、悪くはない。
ただ、日本人としては…作品の中での位置づけとしても、日本の話は必要なかったのではないかと…。
まだ浅いから理解できないだけだと思いますが。

そんな「バベル」でした。

陽はまた昇る





西田敏行さん主演の映画で、お昼にテレビでやっていました。

あまり日本映画は観ないのですが、これはよかった。
チャンネルを変えなかったのは、有名俳優さんがたくさん出ていたからです。
渡辺謙とか緒方直人とか、真野あずさとか、あと良くテレに出てくる名脇役の方々とか。

ほんとうによかった。
いま、仕事に打ち込もうとしているからかもしれませんが、すごくよかった。

人材を生かす、先を見た仕事をしたいと思った。
あといろいろ。
でも言葉にできない。
したら何か違ってしまいそうで。

今の仕事にもやもや感を持っている人や、充足感を感じていない人に、是非みて欲しいと思った。

評決のとき




ふたりの白人青年に暴行された黒人少女の父親カールが犯人を射殺。
新米弁護士ジェイクは彼を弁護することになりますが、人種差別のはびこる南部の町を舞台に、やがて事件は白人と黒人の対立という大きな社会問題へと発展していきます。




最終弁論。
とにかく、これを聞いて欲しい。
すべてがそのための布石だと思えるくらい。

サミュエル・Jの「お前が白人だからこそ、お前を弁護を頼んだ」という言葉に、私は逆に自分の存在価値を否定された気がしましたが、それがあったからこその最終弁論だったのかと思います。
最後の一言を言うには、相当のーーーーーーなんていうのでしょう、勇気がいったと思います。
自分自身の醜い部分を認める勇気。

それを公衆の面前で言う勇気。
どれだけ理性でわかっていても、どこかしら心に巣食っている差別。
それは自分にもあったのだと。


あれをはじめて聞いたときの衝撃は、今でも忘れられません。
心臓をわしづかみされたような。
自らの罪を、眼の前に突き出されたかのような。


初めて見たのが、小学生か中学生くらいの、感受性の豊かだったときだからというのもあるかもしれませんが…とにかく、衝撃でした。

是非、聞いてください。

「黎明に琥珀はきらめく」






藍州への旅から王都に戻った秀麗に、衝撃的な報が届く。
それはなんと、師匠と慕う絳攸が投獄されたという報せ。
御史台のライバル・清雅が絳攸失脚に向け動いていたことを知り、絳攸の弁護を申し出た秀麗だけど……!?




というわけで、紅家編スタートです!!

ほろり、ときた場所が二箇所。
最後の読みきりにもやられました。


絳攸が…すっごくせつないです。
生い立ちっていうか、少年時代が。
最初は不幸だったかもしれないけど、幸せ一杯で愛情に包まれて光り輝いていた時代があったということが、逆にすごく切なくなりました。それを絳攸自身が覚えていないであろうことも。
その記憶があれば、もっと素直になれたのかもしれません。
それでも「文鳥」は絳攸のことをずっと愛しているのだと、そのことに涙が出そうでした。


あと、黎深との出会いって、アニメで絳攸が回想していたのとは違ってました。
単に違うのか、絳攸はそう思いこんでいるのか(込まされているのか?)はわかりませんが…それでもなんか悲しいです。
その役目を果たそうとしている絳攸が、またかわいそうでした。


でで、黎深の意図ってのがわからなくて、ずっと考えていたのですが…そういうことだったんですね…。
百合さんもでてきて、絳攸に語りかけるところなんて、とても切なかったです。
みんな愛情がうまく表現できていなくて。
特に黎深と絳攸なんてうまくいえない者同士だったから、それは大変ですよね。
だけど、単に黎深が絳攸を劉輝にとられまいとイジワルしているだけだと思ったんですが、そこまで小物じゃあなかったんですね~。御免よ。


黎深、意図はわかりませんが、劉輝の味方をしてくれるんでしょうか。
だとしたら、紅家当主として是非バックアップしてほしいものだと思います。
現状維持のために助けるっていうよりは、国が新たな局面を迎えるに当たってのバックアップをしそうな気もしないではないですが。

局面といえば、もしかして黒幕はショウカさまなのか!? などと思ってしまいました。
まあ、考えすぎでしょうが…。


考えすぎといえば、秀麗って…。
薔薇姫が子供のできないひとで、秀麗も「母さまと同じ」っていうのは??
もしかして、両性具有なのではないかと思ってしまう…。
そうしたら、確かに後宮には入れないなあ…。
劉輝が、奥さんは一人にするってのを撤回すればいいんじゃないか、と思ってしまうのは…とても勝手なご都合主義ですね。はい。


なにはともあれ、とても続きが気になる巻でした!!
黎深&百合、最高です。
これから、百合ママの活躍あるのかなーって思うと、息子絳攸の様子も楽しみ!!

「白虹は天をめざす」






完全アニメ派だった私ですが、各所で「あの側近二人が離れてる」などという言葉や「十三姫が…」という情報が流れていて、気になってたまらず最新刊を購入した次第です。


ですから、これまでの小説の状態やら知らずにこの本についてだけ…ですが。


すっごくよかったと思います。
まず楸瑛、見直しました。←笑 ひどい

森川さんボイスなので、もちろん無条件で大好きなキャラだったんですが、見ているうちになんだかとても調子のいいお兄さんって感じで。
カッコいいんだけど「好きなキャラ」にはならないまま……はてはコウユウに抜かれていたのですが、今回の楸瑛を見て惚れ直しました!!



今回、秀麗のためにいい王であろうとした二年間を、自ら否定する言葉が出てきます。
それに関してはけっこう批判されている方が多く、多分、読者の皆さんは寂しいんだろうなーと思いながら感想とか読んでいました。

ただわたしは、それは劉輝や楸瑛が成長したことを物語っているように感じました。
ずっと見守っていた方には「え?」ということなのでしょうが、それは視野が広がったということだと思うんです。
二年前は、あれが劉輝らにとって最高の形で、彼らが思う最高のことをしたと思うのです。
だけど、成長してもっと周囲が見えるようになって、もっと最高の姿が見えるようになったからこそ、あんな言葉が出てきたのではないでしょうか。
まだ、過去の自分を認めながらも別の方法を選択できるほど大人ではないから、その二年間を否定することでしか次に進めないのでしょうけど…。


成長したら、友達の種類が変わるのと似てますかね?
そのとき、一番必要だった友人で、一生大切なんだけど、いまは疎遠とか。




まあ、そんなことになったのは悠舜が言うように「周囲の大人のせい」だと私は思うのですけど。
黎深は、どう動くのかドキドキします。
興味のないフリしながらも、悠舜をとられた時点でキレてますし、これでコウユウまでいったら…いっしょにもれなくついてこないかなあ・・・。



というわけで、寂しいながらも子供の成長を見た感じで、私はとてもよかったと思います。
なにより、楸瑛のこれからの活躍がとても楽しみ! な最新刊でした。

幕末恋華 新選組

これはPS2版ですが↓






初めて「恋愛シミュレーション」なるものをやってみました。
新選組に入隊した女の子が主人公。
お相手は、近藤さん・土方さん・沖田さん・山南さん・永倉さん・原田さん・藤堂くん・山崎さん・才谷梅太郎(笑)です。

まあ、好きな声優さんが声をあてていたし、新選組自体も好きなんで けっこうたのしみました。

でも、たぶんRPG慣れしているからなんでしょうね…短かった…。
一人のエンディングまで行くのに、正味3時間…。まあ、時代背景とか出来事とか知っているんで、結構読まずに飛ばしたのもあるのでしょうが…。


現在、6人のエンディングを迎えました。
そのほかは…ちょっと食指が動かない。笑


一般的なキャラ付けとまったく違っていたのは、近藤さんでした。
明るくて軽薄。
ちゃらちゃらしてて、見てて面白い。
熱い思いは共通ですけどねー。
たぶん、彼とくっつけるのが「オススメ」なんでしょうね…。
最初、何もわからず「よし。大好きな土方さんでいこう」と思ってプレイしていたんですが、漠然と思っているだけではいけませんね……いつの間にやら近藤さんとくっついていました。

いや、いいんですよ。近藤さんでも。
この近藤さん、けっこうキャラ的にも好きだし。
だけど…それでも近藤さんは…既婚者なのだっ(娘あり)!!

いかんでしょう?
そりゃ、当時の時代背景的にはオッケーですけど。
「永遠の恋人」なんて、絶対自己満足でしょう!?
いやあ! 釈然としない!!
と叫んでいたら、近藤エンディング。
もちろん、史実に沿った「処刑」です。
そしてその最後は・・・

いかんでしょう!?

てか、私的には認められませんっ!


そりゃ、それしかないのかもしれんけど。
そういうのは…絶対にグッドエンディングとは思えない!
これが一押しの相手じゃなくて、他のだれかとかだったら、まだ納得できたのかもしれないけど。

どういうことだーーーーーーーーっ!?

ぜー。ぜー。

気を取り直して2周目。
近藤&土方はからみが多いので、土方に行くのは気合が必要と判断。
「じゃあ、斎藤さんで」
しかしそこにもトラップが…。
なぜか、いつの間にか沖田さんに…。なぜ?


こっちはまあまあかな。
こういうエンディングもありだと思う。てか、都市伝説的なことも踏まえてていいと思う。
一言言うなら「いつの間に!?」


そして3周目。
「今度こそ、斎藤さん!」
あれ? 永倉さん? 笑

彼も、粗野な感じでまたよかったですね。
なんといっても、斎藤さん同様、明治まで生き残ったってところで、少し安心してプレイできます。

さらに4周目。
ようやく斎藤さん。
斎藤さんってば…無口な無表情男かと思いきや、けっこう行動的です。笑
そして、ここまで怨念もって臨んだせいか(笑)、イベント全部クリアしまして、エンディングのあとのエンディングまで見ることができました。

いやあ、いいっすね!
どれも、この「恋愛シミュレーション」なるものは、照れを超えて悶えてひいてしまうくらい(苦笑)の歯の浮くセリフとシチュエーションで臨んでくださるのですが。
でも、斎藤さんのこのエンディングは、口下手な斎藤さんが主人公に本当にメロメロなんだなーってことが伝わって、すっごく幸せな「萌え」でした。^^


満を持して土方さん!
いやあ、ここまでくるとけっこう楽勝ですね。^^
でも、結構「鬼の副長」が前面に出ていたんで、女たらしのトシのところがなかったのが残念。
・・・まあ、たらしは近藤さんだけで十分だな・・・。
もちろん五稜郭まで行きまして、そして最後の夜。
・・・そうか、そうだったのか。君ら、清い関係だったのね・・・。
こういうところも、土方さんらしくないような気が…沖田エンディングを見たからそう思うのかもしれませんが…。
まあ、まあまあまあまあいいかな。
最後に、若き日の土方さんが見れたのは眼福。
確かにこの土方さんだったら、無茶苦茶遊んでそう。笑


で、今のところ最後は山南さん。
発明オタクなんだそうですが、あまりその辺を出すことなくエンディングを迎えました。
さすがに切腹のシーンに立ち会ったりはしませんでしたが、このエンディングが一番現実的で、もし本当に主人公がいたなら幸せな終わり方なのかもしれないなーと思いました。


いまのところ、これで終了。
新たな人というよりは、近藤さんや土方さんのイベントを全部集めて、二つ目のエンディングを見たい感じです。

それでも、いまのところ斎藤さんが一番でした♡

サガ2 秘宝伝説 (DS)




むかし、ゲームボーイでやったことのあるゲームで、懐かしさのあまり購入です^^

張りきってはじめてはみたものの…あれ、こんなに面倒だったっけ?というのか最初の感想。
まあ、仕方ないかもですが。
武器に回数があるのと、敵がマップ上に見えて、気付かれた瞬間おそわるっていうのがまだなれません。

てか、怖いわ。
思わず毎回逃げてしまい、逃げた先でつかまって、追いかけてきたのと挟み撃ち(チェーンカウンターというらしい)・・・きい!
でも、戦闘を早送りできるというのは、大変助かります^^


グラフィックは何パターンかありまして、配色も選べます。

私は
主人公・人間(男)
仲間 エスパー(女)
   メカ
   モンスター(ミニドラゴン)
で構成しました。

モンスターは肉を食べると変身する…いうことをうっかり忘れていまして…
うちのかわいいドラゴンは、クモになったりスライムになったりゴブリンになったりしています…
カムバック! ドラゴン!!

メカは…装備したら使用回数が半減。はずすとさらに半減というルールをすっかり忘れていました…。
でも、ゼロになっても宿屋でなんでも回復。
便利です^^


すべてを網羅して進んでいきたいタイプのわたしですが、まだシステムになれないので、とりあえず先にさくさく進むことにしました^^┐


洞窟を抜け、カイの神殿に行き、遺跡に言って、阿修羅の基地に行って…天の柱?と思いつつ行ってみると、行ってしまいました。苦笑←本気で忘れている…


砂漠の町にでたところで、いまのところストップ。


敵に会いたくないがために、なんかいろいろすっ飛ばしてきているので、どこかで戻らなくてはならなくなりそうなのが怖い…。

コミック 23巻

非情なる焔の錬金術師、再来です!!

東方軍と北方軍は連動して「反乱」を起します!
「大総統になって国を変える」ために猫を被って日夜努力していたはずのマスタング大佐が、ことを起したことについては…ちょっと違和感を覚えないではないですが…。でも、大総統がホムンクルスだったり、このままじゃ「国がやばい」ってことで、平和裏な変革はやめたんでしょうね。ちょっと残念。
以下、ネタばれします。







「死なざる兵」に翻弄される、エド・アル・スカーたち。そこにバーンと登場!「力を貸そうか? 鋼の」かっこいい!!

そのあとのリザとの会話も最高です!!「懐かしい場所だな中尉」「素直な涙がまた見たいものだな」「水分は嫌いじゃないんですか 無能になるから」ちょっと照れてるリザ最高。それにしても、なぜか得意げなマスタング大佐。あなたやっぱり、ちょっと嬉しかったのね。^^

そしてとうとうヒューズの仇を見つけてしまったマスタング大佐。その表情が豹変します。
イシュヴァールでみせた「人殺しの眼」それでいて、憎しみに満ちた燃えたぎる顔。まったく容赦なく、そこに弱点はなく、これがリザの父親の創った「焔の錬金術」なのでしょうか。

これまでの大佐や、「死なざる兵」の足だけなぎ払った大佐の影は一切ない。エンヴィーだけを見据える、退廃したような「人殺しの眼」


これまでの大佐を。
これからの大佐を。
信じるからこそ、リザとエドは体を張った。

「上等だ!こら!」
「外道に落ちた畜生が、どんな国をなすのか。見ものだと思うだけだ」
「狂気を生み出す焔の錬金術を、この体ごとこの世から消します」
エドに殴られ、スカ―にジャブをくらい、リザに致命傷を負わされた、という印象。


大佐が痛々しい。
憑き物のおちたあとのセリフがすべてな気がします。
「何をやっているんだろうな…わたしは」「きみにそんなことまで言わせてしまった」


「うちたければうて」
大佐の言葉を聞いてしまったリザも痛々しい。
背中を任せると、道をはずしそうになったら撃てと、そう言ってくれる大佐だからこそ信じて着いてきたのだと思うから。
撃たれるようなことをしない、楔の自分だと思っていたから。


しかし大佐は続けます。「わたしを撃って、そしてどうする」

わたしはその言葉に、少しほっとしました。
大佐は戻ってきている。他の人のことを考えられるくらいに戻ってきている。
そして、この恨みを耐える理由を探しているのだと。リザの言葉は、確かに私怨をこらえるに値する答えでした。



そしてエンヴィーの死。
荒川先生があんな最後を選択させるとは思わなかったので少し意外でした。
だけど、そのあとの大佐の「卑怯な」というつぶやきがすべてだったのではないかと思います。
逃げるな、自分と戦え。そう言われているようでした。




ちなみに、ロイとリザの萌えポイントはもう一つありまして。^^
エンヴィーを追うマスタング大佐と合流したホークアイ中尉。
にやり、と笑い、突如、後頭部に銃を突きつけるホークアイ中尉。
「なんの真似だ、中尉」
「大佐はね、二人きりのとき、わたしのことリザって呼ぶのよ」
「な! お前らそういう仲か!?」
「嘘よ」(きっぱり)

やりますね! リザ!
大佐が弟子時代は「リザ」と呼んでいたから、本当にそうかもしれんと思わず考えてしまったじゃないですか!!
変身を解きながら動揺するエンヴィーに、きっぱり言い放ってバンバン撃ちまくる中尉。かっこいいです。笑
ちなみに、本物のマスタング大佐に銃を突きつけた時も、大佐は同じく「何の真似だ、中尉」と言っていたのが少し切なかったです…。

はじめまして

ブログ、始めます。

とにかく好き放題、言いたい放題書いていこうとおもっていますので、不快に思われた方は、すみやかに退出なさるようお願いいたします。