2009年10月1日木曜日

正義

最近みた、正義 についての一言


鋼の錬金術師 「みんな大好きでしょ。「正義」って響きが」


確かにね
でも、実際の世の中で「正義」だなんて言われても、正直眉つばを感じてしまう。苦笑

だけど、各々が持つ正義に対し、しっかりと信念を持つのはいいことだと思う。
このロス少尉の言葉も、正義だとは言い切れない自分たちのことをわかっていて、それでも譲れない信念と、結果的に人を幸せにできる行為だと思っているから、茶化しながらも「正義」という言葉が出てきたのだと思う。


相棒「杉下の「正義」は、たまに暴走するよ」

シーズン6の最後だったと思います。
実際に見たのではなく、どなたかのブログで拝見しました。
官房長の言葉です。
杉下さんは、「正義」を断行することをある裁判官に求め、その裁判官は、それを選んで令状を発行したがために、辞職に追いやられたのだそうです。
杉下右京の言うことは正しい。
そうすべきこと。
正義を行わなかったつけは、払われなければならない。

だけど、この小野田官房長の言葉を聞いて思いました。
「正義」って、最強のカードですよね。
無敵で、だれも逆らえなくて。
それに反抗することさえ許されないような、正しいこと。
だからこそ、振りかざしてはいけないのかもしれない。
だからこそ、まっすぐに突き出してはいけないのかもしれない。
誰もそれに逆らえないから。
どんな犠牲を払うとしても、拒否することのできない最強で、もしかしたら・誰かにとっては「最悪」のカード。

だから、使い方を本当に気をつけなくてはならないのだと思う。
振りかざしても、突き出しても、いけないもの。
絶対に勝てるけど、誰かを傷つけてしまうかもしれない「武器」
もしかしたら、核スイッチ?
でも、だれもがそれが「正しい」ことを知っているし、
そして、今を生きる人間にとって必要なのかどうかを判断しながら、
うまく使わなくてはいけない言葉なのだと思う。


たまに、私の「正義」も暴走していると思うから…。



目的を達成するためには、手段は選んではいけない。
どうしても自分の望みをかなえたいなら、相手が受け入れやすいように誘導しなくてはならない。


そのためには、やはり「正義」は武器にしてはいけないのでしょう。

難しいなあ…。

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