2010年5月5日水曜日

十二国記 「風の海 迷宮の岸」

DVDBOX第二弾です!
今度の舞台は戴国です。



 胎果として日本で育った幼い戴国の麒麟・秦麒は蝕によって日本に流された十年の時を経て蓬山へと帰還した。日本では自分の存在自体がまわりに不快な思いを与えてしまっているとしか思えなかった秦麒は、自分が家族と一緒にいてはいけなかったのだと理解し、故郷への別れを受け入れたのだった。しかし、麒麟としての自覚がもてない秦麒は己の存在に自信が持てず、悩み続ける。




 泰麒が蓬山にいるとき、景麒が陽子の前の王を選んだあたりの時代です。
 泰麒が愛らしく、みんなからかわいがられて、ふわふわと砂糖菓子みたく育てられているのが・・・・・少々苛立ちますね…ふっふっふ(ブラック)。

以下、ネタばれありです


 とりあえず、なんだろう、なんも解決せず終わってますね、これ。苦笑
 陽子の時代には、この戴国は「国は乱れ、妖魔があふれかえっている。王も麒麟も行方不明」になってたのですが、そこまではいってません。

 私的には、「月の影 影の海」とのつながりが感じられるのが全面的に萌えだったので、一切不満はありませんが。
 あ、犬狼真君とか出てきたのも、とても萌えでしたね

 全体的に、泰麒が王を選んで、それで「よかったんだ^^」と思えるあたりまでなんで…なんとも言いようが。苦笑

 ただ、前作もそうですが、主人公の悩みを真っ向から描いているところが、とても好感のもてる作品であるゆえんなのではないかと思います。


 そして! われらが(?)延王ですが!
 今回もやってくれています!!
 泰王と泰麒のため、という大義名分のもと、いやあ、悪王様役を超ノリノリでこなしていらっしゃいます
 それに対して「やりすぎだ」と延麒にドツかれる延王! さすがです!! ナイス主従

 いやあ、眼福でした。笑


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