2010年9月1日水曜日

アニメ最終話 「旅路の涯」

今日で、アニメが完結しました
第二期アニメ、原作に比較的忠実で、しかし時には補完してくださったり、盛っていただいたり、なかなかよかったと思います。

だがしかし

最終話・・・
なんていうか、ちょっと納得できない 苦笑
ちょっとですけど
原作と比べるので、コミック派の人は要注意

原作の最終回の、後半部分が今回のアニメでした
一話を二つに分けたからか、前回から少し間延びしている風には見えるところもあったんです・・・
・・・グリードの最期とか(あれはもっとぱっぱっぱとするか、もしくはリンの小刻みな動きをゆっくりさせることで、スローで動いているから、あんなにゆったりしているんだ、と思わせた方がよかったと思うのです)
でも、すっごくホーエンハイムの最期とか、フラスコの中の小人への補完とか、エンディングとかがよかったので、きっと最終話もいろいろ補完していて、だから大丈夫に違いない! と思っていたのですが

・・・うーーーーん
最初からちょっと
原作は、戦いのすぐあと、なんでしょうね、天幕とかが張られた、いかにも「戦場」という感じ
リザが病院に運ばれていくシーンもあったし・・・
アニメはすでに入院済み(しかもロイとリザが同室 思わず笑った^^)
それはともかく、一番違和感があったのは、マスタング組の明るさ、と言いましょうか・・・
なんだろう。頑張ったのに報われないってのがダメなんでしょうか
原作では、視力を失ったロイは軍を辞すしかなく、大総統への道は閉ざされたという、幾分切ない印象で進められていたのですが・・・
アニメでは「大総統になる前にイシュヴァール復興を」とロイ自身に言わせています
うーーーーん

そして納得いかないのがハボック
賢者の石を使って視力を取り戻すのは原作通りだけど。
(ロイの場合、自分で人体錬成をしたわけではないので、そういう奥の手で 治してもいいんじゃないかと思っています^^ それに、賢者の石のなかの魂も、解放されたいんじゃないかと思うんですよね できれば誰かの役に立つ方法で)
「その前に」で、どうしてハボックが出てくる!?
どれだけ甘いんだ、ロイ・マスタング!!
そして、それは私利私欲で使うのと変わらないのではないか!?
他の、この戦いで怪我をした人間を治さないのはどうなんだ!?
ロイは、視力を取り戻すことで軍に残ることができ、軍に残ることができれば、今回の「功績」で国民のために生きることができる
うーーん、おかしいかなあ
でも。賢者の石を使うだけの理由が、ロイにはあると思うんだよね
ハボックにはない
そしてなにより、原作での「自力で歩くべく、リハビリをしているハボック」の姿が好きなんです
終わったことは取り戻せない
起こってしまったことは戻らない
だからニ―ナは戻せなかったし、ヒューズも生き返らない
ハボックも、自分の足で歩くしかない
そんなところが、すごく希望にあふれていて好きだったので、ちょっとショック

もっと補完してくれるかと思ったのに、なんかそのまんま
というか、ウィンリィ! あんたがさっさと外に出ていったら、もっと時間ができたんじゃないの!?
と、八つ当たりじみた考えも・・・(あれは時間使いすぎでは??)

そしてエンディングのロイ!
ひげ!
ひげ!?
ひげはショックだーーーーーーーーー!!
おっさんくさい!
おじさまで止めてほしかった!!!!!!!!!

でもよく見たら・・・後ろにいるのって・・・SP?
ってことは、原作では(髭なし)大将だったけど、これは大総統のロイではないか!??

うーーーん・・・そしたら、髭はあるかな・・・(どういう基準だ 笑)


最後の最後
「劇場版 決定」
きましたか
きましたか
うーーーーん
まあ、いくらでもつくれますけど
うーーーーん
でも、結局みそうな自分がいます・・・
空白の2年間か、その後の話かな・・・ウィンリィに子供ができる前くらいとか? 結婚式くらいするのか?
どうせなら、ロイアイもしっかりくっつけてほしいなあ。
ただ、それがアニメだけでの話だと少し哀しいので、
ぜひ、映画も荒川先生が原作を書いてほしいと切に願います

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