2010年9月1日水曜日

ヴァン・ヘルシング

日曜洋画劇場でみました
以前、会社の人から「よかったよ! 娯楽として楽しかった」と聞いていたので、気にはなっていた作品。


古典的なモンスターがいっぱい出てくる作品ですが。
メインはドラキュラです。

ドラキュラが人間を襲い続けるトランシルバニアに、モンスターハンターとして知られるヴァン・ヘルシングがやってきます。
ドラキュラから命を狙われ続ける一族の末裔、アナ王女とともに、激しい戦いを繰り広げます。

他に、フランケンシュタインだとか、狼男だとか出てきます。








なんだか、こういう古典好きにはたまらない作品ですよ^^
なんだろう、桃太郎にかぐや姫がでてくるような感じ。←ただのオタク? 苦笑
映像もとてもきれいだったと思うし、すごくアクション?が速かった。
衣装もゴージャス なところもある
よく「全編がハイテンション」とか「楽しかったけど疲れた」という感想をみかけたが、全くその通りだったと思う。苦笑
で、完全に娯楽なので「ドラマがない」とのことだが、まあ、それはあまり気にならなかった。
敵がドラキュラで、それを倒そうとする王女と、それを助けるモンスターハンター
よくある構図
違和感無かったです

それよか、ヴァン・ヘルシングのシックな衣装がステキ!
「仮面の男」で燃え上がった「おじさま好き」&中世のヨーロッパ衣装最高! 熱が再燃してきたかも!?
「ジェボーダンの獣」のヴァンサンもよかったな
深い帽子に長くて黒いコート かっこいい!!

そして、マスコット的にヘルシングについてきている修道士も、意外と使える、というか有能
いい味出してたと思います

ヘルシングには謎がありそうで、ドラキュラとも因縁があったようなんだけど。
それを明かさずに終わったからには続編を考えていたんだとは思う。
だけど。
あの終わり方は、嫌いではないけどロマンスを期待する女性としてはすっきりしないし、ドラキュラが「過去を知っている」という色を前面に押し出したのはいただけない、と思う。
ヴァン・ヘルシングは記憶がない。なにかしら理由があるみたい。なんか、それっぽい一言を言ってドラキュラ伯爵は死んだ。
とか
アナ王女とちゃんと恋愛関係になっとくとか
もしくは、もっと泣かせる感じでアナ王女を演出するとか
そういう、もっと感情を乗せられるようにしておけばいいんじゃないの? と思ってしまう。

なんていうか、スッキリしない。
アクション重視の娯楽映画を見ていたはずなのに、最後の最後でそういうもやもやを残してしまったことが、続編を作れていない原因では?? なんてうがった見方をしてしまう。

面白かった。
DVD、録ればよかったと思った・・・しくしく。
ただ、単品としてもっとすっきりさせてほしかった。

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